タンクローリーの日常点検とメンテナンスについて

タンクローリーは、一般的なトラックと異なり、車体だけでなくタンクや配管などの架装部分も適切に管理する必要があります。安全な運行を続けるためには、日常点検と定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に危険物を輸送するタンクローリーは、消防法に基づく漏れ点検が義務付けられています。完成検査済証の交付日または直近の点検日から5年以内に1回以上の実施が必要で、流量計を装備した車両は5年ごとの再検定も求められます。
日常点検では、タンク本体や配管、底弁、マンホール周辺からの漏れがないかを確認しましょう。あわせて、バルブ類の開閉動作や緊急停止レバーの作動状況、アースリールの導通状態なども定期的に点検しておくことが大切です。
また、タンク内部の管理も重要なポイントです。石油系ローリーでは、高温多湿の環境によってタンク内に湿気が混入し、冬場に氷結してトラブルの原因となる場合があります。シーズン前の点検や洗浄を行うことで、故障や事故の予防につながります。
中古のタンクローリーを購入する際は、架装部分の整備記録や漏れ点検の実施履歴を確認できる車両を選ぶと安心です。車体だけでなくタンクや配管の状態まで確認することで、購入後のトラブルリスクを抑えることができます。
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