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ユニック車のメンテナンス|法定点検の種類と中古車選びの確認ポイント

ユニック車の購入を検討する際は、車両価格だけでなく、クレーン部分の点検やメンテナンスについても確認しておくことが大切です。

ユニック車に搭載されるクレーンは、法令上「移動式クレーン」に該当します。つり上げ荷重0.5トン以上の移動式クレーンは、作業開始前の点検に加えて、1か月以内ごとの定期自主検査と、1年以内ごとの定期自主検査が必要です。

作業開始前には、巻過防止装置や過負荷警報装置、ブレーキ、クラッチ、操作装置などが正常に作動するかを確認します。月次の定期自主検査では、これらの安全装置に加えて、ワイヤーロープやフックなどの損傷、配線やコントローラーの異常も確認します。

年次の定期自主検査では、クレーン各部の状態を確認するとともに、原則として定格荷重に相当する荷を使用した荷重試験を行います。自社での実施が難しい場合は、クレーンメーカーや専門の点検業者へ相談すると安心です。

日常のメンテナンスでは、ワイヤーロープやフックの摩耗、油圧ホースからの漏れ、ブームやアウトリガーの作動、取付部の緩みなども確認しておきたいポイントです。定期的な給脂や作動油の管理も、故障の予防や安全な作業につながります。

なお、車両本体の車検とクレーン部分の定期自主検査は別の制度です。年次・月次の自主検査結果は記録し、3年間保存する必要があります。異常が見つかった場合は、そのまま使用せず、速やかに補修しなければなりません。

中古ユニック車を選ぶ際は、車両本体の整備記録だけでなく、クレーン部分の自主検査記録が残っているかも確認しましょう。ブームやアウトリガーの動作、ワイヤーロープの状態、油漏れの有無などを実車で確認しておくと、購入後の修理リスクを抑えやすくなります。

朝日株式会社では、用途や積載量に応じた中古ユニック車選びのご相談を承っております。車両の状態や点検・整備についても、ぜひお気軽にお問い合わせください。